2021-01-15から1日間の記事一覧

文章の書き方:第30回 自分の意見がない場合→良いと思う人の意見を引用する

作文や感想文、小論文でもそうですが、文章を書くとなると、自分の意見を書くものだというイメージを持っている人も多いと思います。 となると、「自分の意見がない」場合は、書くことが難しく感じるかもしれません。 それで困ったときは、自分以外の人だっ…

文章の書き方:第29回 テーマがなければ自分で作れ ―― テーマを設定する

読書感想文でも修学旅行の感想文でも、「感想を書け」と言われても困る人も多いと思います。 文章を書きやすくするための方法を一つご紹介します。 それは、テーマを設定することです。 私は、大学に入るまで特に書くことに興味を持ったことはなく――日記を数…

文章の書き方:第28回 文章のつなぎ目:文を一つにまとめる

文章を書いていて、文章のつなげ方が難しいと感じる人が多いようです。 これで解決します、と一口に言える方法があるわけではないのですが、一つヒントを提示できます。 それは、今あなたが目にし、書きあぐねている文とその前の文、あるいはその次の文を一…

文章の書き方:第27回「婉曲」(えんきょく)表現:言い切れない場合

「婉曲」(えんきょく)という言葉があります。 Googleで検索してトップに表示される解説を見ると婉曲とは、 「表し方が、遠まわしなこと。露骨にならないように言うこと」 とあります。 直接的に表現しないのは日本人ならではと思われがちですが、実は英語…

文章の書き方:第26回 二重括弧(『』)を使用するケース・使い方

カギ括弧の中にも、普通のカギ括弧(「」)と二重カギ括弧(『』)があります。 二重カギ括弧を何気なく使用している人もいるかもしれませんが、二重括弧にもルールがあります。 二重カギ括弧を使用するのは、次の2つの場合です。 1.書名・雑誌名・新聞名・…

文章の書き方:第25回 文末表現を工夫する「~(の)である(のであった)」「~だ(だった)」「~のだ(のだった)」「~だろう」「~ではないか」「~で(は)なかろうか」「~と推察(推測)される」「~と思う(思われる)」「~と考える(考えられる)」「~と想像される」「~と想定される」

文末の表現方法に悩んでませんか? 断定調(常体)の通常の文では、「~(の)である(のであった)」「~だ(だった)」「~のだ(のだった)」これらのいずれかになることが多いですね。 同じ言い回しを連続して使用するのはなるべく避け、上のような表現…