文章の書き方|小論文で評価される構成とつなぎ方・接続詞の使い方
小論文を書く際に、「何を書けば評価されるのか分からない」「抽象的な内容になってしまう」「論理的に書けない」と悩む人は少なくありません。
小論文では、感情を伝える文章よりも、設問に正確に答え、根拠を示しながら論理的に説明する文章が評価されます。また、接続詞を適切に用いて文章をつなげることで、読みやすく説得力のある小論文になります。
この記事では、小論文で評価される文章の書き方について、構成や接続詞の使い方、減点されやすい表現と改善方法を具体例とともに解説します。
小論文では心情よりも主張と根拠を書く
小論文は、自分の感情を表現する作文ではありません。「悲しかった」「感動した」といった心情だけでは、設問への回答にならないことがあります。
評価される文章は、自分の主張を示し、その理由や根拠を論理的に説明しています。
改善前
この問題はとても悲しいと感じました。
改善後
この問題は高齢化の進行によって地域社会への影響が拡大しており、社会的課題として対策が求められている。
抽象的な一般論ではなく具体的に書く
「協力すべきだ」「努力が必要だ」といった一般論だけでは、考察が浅い文章と評価されることがあります。
なぜ必要なのか、どのような場面なのかまで具体的に説明することで、説得力が高まります。
改善前
みんなで協力するべきです。
改善後
地域コミュニティでは、高齢者を支援するために、若年層が参加しやすい地域活動やボランティア制度を整備することが重要である。
課題文・設問に沿って分析する
小論文で最も重要なのは、課題文や設問に正確に答えることです。
自分の経験だけを書いたり、テーマから外れた内容を述べたりすると、内容が充実していても評価は高くなりません。
設問が何を求めているのかを整理し、それに対応する形で文章を組み立てましょう。
改善前
私は以前、このような経験をしました。
改善後
課題文では少子高齢化による労働力不足が課題として示されている。その背景には生産年齢人口の減少があり、働き方改革や人材育成が重要になる。
現状・原因・対策・結論の順で構成する
評価される小論文は、現状を説明するだけでは終わりません。
「現状分析」「原因」「対策」「結論」という流れで構成すると、論理が整理され、読み手にも伝わりやすくなります。
改善前
この問題は重要である。
改善後
現状では地域の担い手不足が深刻化している。その原因は人口減少と高齢化である。そのため、若年層が地域活動へ参加しやすい仕組みを整備することが有効である。
接続詞を適切に使うと文章が論理的になる
文章の流れを分かりやすくするためには、接続詞を適切に使うことも重要です。
例えば、「まず」「一方で」「しかし」「そのため」「したがって」などを用いることで、話の展開が明確になります。
改善前
少子高齢化が進んでいる。人手不足が起きている。外国人労働者が増えている。
改善後
少子高齢化が進んでいる。その結果、人手不足が深刻化している。そのため、外国人労働者の受け入れ拡大が進められている。
まとめ
小論文では、感情や一般論を書くのではなく、設問に沿って分析し、根拠を示しながら論理的に説明することが評価につながります。
また、接続詞を適切に用い、「現状→原因→対策→結論」の流れで構成すると、説得力のある文章になります。改善前と改善後の例文を参考にしながら、論理的な文章作成を意識してみてください。
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