文章の書き方:第21回 文章作成・文章添削でGoogle検索を有効活用する(完全一致検索の利用)ダブルクオーテーション「“”」で言葉を囲む

文章作成で役立つテクニックをお教えします。

すでに知っている方もいらっしゃるかもしれないので、偉そうに言うつもりはありません。

文章を書いていて、「これでおかしくないか?」「あってるだろうか?」と、表現に迷うことがあると思います。

そういう場合、GoogleYahoo!等の検索エンジンが役に立ちます。

特に翻訳者等が利用している方法です。

検索エンジンで、今自分が使おうとしている表現が一般的であるかどうかを確かめます。

検索してヒット数が最も大きければ、その表現が最も一般的だと考えられます。

たとえば、以下の2つの表現、

フェイスブック使用者
フェイスブック利用者

では、どちらが一般的といえるでしょうか。

それを調べるために、「フェイスブック使用者」と「フェイスブック利用者」で完全一致するページを検索します。

気をつけたいのは、「フェイスブック使用者」と打ち込んで検索をすると、「フェイスブック使用者」だけでなく、「フェイスブック」と「使用者」両方とも含まれるページがヒットしてしまうことです。

検索オプションを利用すれば完全一致検索ができますが、もう一つ簡単な方法があります。

検索窓(サーチボックス)に検索したい表現を入れて、ダブルクオーテーション「“”」で言葉を囲むのです。

フェイスブック利用者」であれば、

フェイスブック利用者”

というように、ダブルクオーテーションで言葉を挟んで、検索をかけます。

これで完全一致検索ができます。

では実際に、完全一致検索をしてみます。

”フェイスブック使用者”
”フェイスブック利用者”

フェイスブック使用者」は、約 242 件。
フェイスブック利用者」は、約 26,100 件です。
※記事執筆当時

 

以上の完全一致検索から、「フェイスブック利用者」が、より一般的と考えられます。

いかがでしたか?

私はこの完全一致検索を頻繁に利用しています。

これは文章作成だけでなく、インターネットで調べ物をするときにも役立ちます。

大いに活用してください。

bunsyoka.jp