2021-01-10から1日間の記事一覧

文章の書き方:第12回 天才作家のように「何かに書かされているように感じる」まで試行錯誤しながら書く

作家や脚本家などで、 「何かに書かされているように感じるときがある」「何かが降りてきた」 と言う人がいますが(北の国からの倉本聰氏がインタビューでそのようなことを言っていた記憶があります。)、普通の人は、どんなに待っても、人の心を打つような…

文章の書き方:第11回 閉じ括弧の前後に句点を付けるか付けないか

小学校のころ、閉じ括弧の前には句点(「。」)を置くと教わった記憶があります。しかし実際、閉じ括弧の前に句点を置く文章はあまり見かけません。文化庁の参考資料にこのようなものがあります。 くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)この句読法によると、引…

文章の書き方:第10回 「読みやすい文章」は手間ひまかけて作られる

読みやすい文章はあると思いますが、最初から「読みやすい文章」があるわけではないと思います。 つまり、どうすれば読みやすい文章になるかを考えながら書いていくうちに、読みやすい文章が生まれるのではないか、ということです。 まず、言いたいこと、伝…

文章の書き方:第9回 重複表現を避ける――同じ言い回しを用いない。変化をつける。

文章を書くとき、同じ言葉、同じ言い回しを繰り返していないかに注意してください。 多くの場合、「伝わる文」は、少ない文字数で成り立っています。もちろん例外はありますが、一つの文の文字数は25~50字ほどに収めるとよいとされています。 たいていの読…

文章の書き方:第8回 英語の前置詞とは違う、助詞(てにをは)の正しい使い方

英語には「てにをは」(助詞)がありません。 Onやin, atなど日本語の助詞に近い、前置詞と呼ばれるものはありますが、その役割や使い方には違いがあります。 デーブ・スペクターのような日本語のうまい外国人でも、たまに助詞の使い方が適切でないときがあ…

文章の書き方:第7回 次に何を書くべきかわからなくなった時→頭から読み直す

長い文章を書いていると、筆が止まってしまうことがよくあります。 その場合、文章を頭から読み直すとよいです。 前後の文のつながりを意識すると、おのずと、次にどういった文を書けばよいかが見えてきます。 bunsyoka.jp

文章の書き方:第6回 『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者に学ぶ。頭がいい人に見せる文章の書き方

大学入試の小論文や就職試験での作文、志望動機・自己PRなど、人生の重要な局面で、文章を書く力が試されます。 面接まで進めば、文章で十分に表現できなかった部分をカバーすることもできるかもしれませんが、その前の書類選考で落とされてしまったら、挽回…

文章の書き方:第5回 文章を寝かす。他人が読んでも理解できる文章か

文章の書き方を指南する本を書店でよく見かけます。 わたしも何冊か読んだことはあります。 読むのはよいのですが、文章を書く力をアップさせるためには、そういった本を読むだけじゃダメで、それを参考にしながら実際書いてみる、という作業が必要です。 書…

文章の書き方:第4回 文章は簡潔に表現すると褒められやすい

おかげさまで、『人を動かす文章添削サービス』ご好評をいただいております。 お仕事で使用する文章や昇進試験、受験、就職試験などにお悩みの方が多いようです。 同じ内容を伝えるにも、表現方法がいくつもあります。 文学作品を書くのでないかぎり、ほとん…

文章の書き方:第3回 目の前の人に訴え語りかけるように、わかりやすい言葉で書く

ブログなどウェブサイト、あるいはSNS等インターネットで目にする読みやすい文章は、話し言葉で書かれているものがほとんどです。 ブログやTwitterなどSNSで書くカジュアルな場面での文章では特に、目の前に話を聞く人がいると思って、その人に訴え語りかけ…

文章の書き方:第2回 文章力を磨くにはどうするか? 推敲する、書いた文章を見てもらう。

大学生の時に書いたレポートを編集して、ブログに載せたことがあります。 久しぶりに読んでみたら、修正すべきところが散見されました。 2年くらい前に一度目を通して(当時)、手直しをしたにもかかわらずです。 腕が上がってるんですね。 最初は誰でも、回…

文章の書き方:第1回 最初が肝心。「結論から書く」冒頭からインパクトを与える。

文章を書く場合、ジャンルや何をどう伝えるかにもよりますが、結論から書き始めます。 小論文等でも、「私は(筆者の)~という意見には賛成(反対)である。というのも、・・・だからだ」というように書き始めると教わったことがある人も多いかもしれません…

文章の書き方 :第〇回 序章

このカテゴリでは文章の書き方をご紹介していきます。文章を作成をするうえでヒントとなることを説明させていただきます。bunsyoka.jp