文章の書き方:第25回 文末表現を工夫する「~(の)である(のであった)」「~だ(だった)」「~のだ(のだった)」「~だろう」「~ではないか」「~で(は)なかろうか」「~と推察(推測)される」「~と思う(思われる)」「~と考える(考えられる)」「~と想像される」「~と想定される」

文末の表現方法に悩んでませんか?

断定調(常体)の通常の文では、「~(の)である(のであった)」「~だ(だった)」「~のだ(のだった)」これらのいずれかになることが多いですね。

同じ言い回しを連続して使用するのはなるべく避け、上のような表現をローテーションするとよいでしょう。

ただし「~のだ」は、読み方によっては筆者の少々強めの主張が感じられることもあるので、少し注意が必要です。

前述の文末表現だけであると、選択肢が限られて、冗長になってしまう可能性がありますが、他に、「~だろう」「~ではないか」「~で(は)なかろうか」「~と推察(推測)される」「~と思う(思われる)」「~と考える(考えられる)」「~と想像される」「~と想定される」といった推量で締めるパターンもあるので、ヴァリエーションは意外に豊富です。

文末表現を工夫しましょう。

bunsyoka.jp